「正直じいさんの大判小判」~トヨタ今期業績への評価は?

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

10日の東京市場は反発、日経平均は57円高です。FOMC後の米利上げ観測が強まったことを受け、海外時間にドル・円が114円台に入るなど円安が進行、輸出企業に輸出採算改善期待が高まり、利益確定売りをこなして底堅く推移しました。東証1部の売買代金は概算で2兆7800億円をこなしており、多少の過熱感はあるものの、先高感の強い状況が続いています。

こうしたなか、注目のトヨタが決算を発表、今3月期の連結営業利益は19.8%減の1兆60000億円と大幅減益を予想しました。為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=115円が前提で、厳しく見積もっているものの、保護政策による米国販売への影響が警戒されます。発行株の1.65%にあたる5000万株、金額にして2500億円の自社株取得枠を設定したことと併せ、どのように評価されるかということですが、今後の相場の流れにも影響を及ぼすだけに、市場の反応が気になります。

ただ、年初来高値銘柄が続出するなど、主力株が大きく水準を切り上げたことから、出遅れ銘柄が順次リバウンドに入っていくと見ています。動物高度医療(6039)は11日の決算発表に期待が高まっており、リバウンド狙いの澤藤電機(6901)は足もとの業績も好調です。日本トリム(6788)は医療関連としての評価はこれから、郷鉄工(6397)、ティアック(6803)の低位株には出遅れ感が強まってきました。直近IPOではビーグリー(3981)も出直り歩調です。

花咲 翁

 

 

 

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