東芝<6502>は続騰、上昇率は6%を超えた。半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却を巡って、協業先の米ウエスタンデジタル(WD)に四日市工場の権利を確認する書簡を送付したと報じられる一方、対抗するブロードコムは米投資ファンドと組み2兆2000億円の買収価格を提示していることが伝わるなど、 入札による売却手続きが大詰めを迎えるなか、東芝にとって有利な交渉条件が整ってきたことが好感された。今月28日開催予定の株主総会に向け、月後半までに「東芝メモリ」の売却先を決定する見込みで、再建策が軌道に乗ったとの見方から買いが先行した。
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