「正直じいさんの大判小判」~SQまでは売り叩くリスク後退

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

25日の東京市場は反発しました。円高一服を受け買戻しに小高く寄り付いた後、先物への買いをきっかけに上げ幅を広げました。25日は北朝鮮の「先軍節」でしたが、ミサイル発射などの動きが無かったことで地政学リスクも後退、円安にフォローされるかたちで上げに転じました。この欄を執筆している段階でジャクソンホール会合の内容は不明ですが、過度に市場を揺るがす発言が出なければ週明けは戻りを試す展開しょう。

オプションの9月メジャーSQまで実質2週間を切っていますが、8月SQ前後の調整過程である程度のポジション的動きはヤマを越えていますので、ここから先物で大きく売り叩く動きも考えられません。日経平均のPERは13.7倍台とすでに突っ込み警戒感が働く水準に低下しており、下値抵抗力のある好業績・好取組銘柄を引き続きマークしていきましょう。

日本金属(5491)、キーエンス(6861)、ゼンリン(9474)、安川電機(6506)、インフォテリア(3853)などに引き続き注目しております。阪和興業(8078)は安値更新後に週末反発しましたが、戻りが鈍ければ再度安値を目指す可能性があり、カラ売り候補です。

花咲 翁

 

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