「正直じいさんの大判小判」~ファンダメンタルズ見直しへ

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

31日の東京市場は続伸、日経平均は139円高でした。好調な経済指標を受けたNY株高と110円台中盤まで進んだ円安を好感、輸出株やメガバンクを中心にした金融株、出遅れの鉄鋼などが買われ、指数を押し上げています。後場に入って上げ幅を広げる場面もあり、東証1部の売買代金は概算で売買代金は2兆2800億円をこなしました。

前場段階では薄商いで自律反発の域を出ていないと見ていましたが、後場から商いを膨らませ、上値を試しにいったところを見ると、まだ上値余地を残していると感じます。NY株と為替次第ではありますが、きょうも一段高を期待していいでしょう。8月第4週の部門別売買動向をみると、海外投資家が5週連続で売り越しましたが、売越額は1529億円と前の週の2057億円からは縮小しています。

強い動きを見せているのはやはり好業績銘柄で、相場は地政学、政治リスク売りからファンダメンタルズを見直す動きに変わってきたのではないでしょうか。日立(6501)が続伸したほか、ピックアップしている好業績・好需給銘柄も安川電機(6506)、日進工具(6157)、岡本工作機械(6125)が堅調で、ゼンリン(9474、エーワン精密(6156)も底堅く推移しました。

キーエンス(6861)、日本金属(5491)、旭化成(3407)は当面の利益確定売りに伸び悩みましたが、いずれも5日移動平均をキープしており、買い持ちでいいでしょう。仮想通貨関連のインフォテリア(3853)もスピード調整が完了したようで下げ止まりから切り返し下ヒゲ陽線を引きました。一方、カラ売り候補の阪和興業(8078)は後場に入って下げ渋っており、今少し様子を見極めたいと思います。

花咲 翁

 

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