225先物「ハチロク」の裏話~一旦は揉み合う相場展開

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

21年ぶりの高値

日経平均は2万0868円の高値を抜き2万1000円台に乗せ96年の12月以来約21年ぶりの高値を更新してきた。次の大きな節は96年の高値2万2666円までないがさすがに連騰で休憩も必要であろう。
この21年で業種別の上昇率トップは通信で最下位は造船だそうだ。まさに時代を反映する結果である。
一方、オプションはというと20年前は行使価格のプレミアムは5円刻みが多く、低いものでは5円カイの10円ヤリという売買もあったと記憶する。また、売り方の証拠金計算も今みたいにSPANを使う難しい計算式ではなくて場中に簡単に計算できた。
それゆえ参加する個人投資家も多かったがリーマンショックや震災で大怪我をする投資家が続出し取引所は売り方の必要証拠金を大幅に増額したため今では個人投資家はほとんどいなくなった。必要証拠金が増えたたためショートストラングルの手法でプレミアムをとっても利回り的に魅力が少ないためさらに個人投資家はオプション取引を敬遠する。
何か起こりそうなときに持ち株のリスクヘッジのためにプットオプションが買われる程度である。
今や絶滅危惧種的オプションディーラーとしては必要保証金をもっと減らし参加する個人投資家を増やして頂きたいと切に願う。
さて、相場は先週末に2万1000円台に乗せ目標達成で一旦は揉み合う相場展開を予想する。現在上昇するボリンジャーバンドの△2σ(2万0211円処)と△1σ(2万0750円処)の間でじり高で推移している。RSIやストキャストは高値警戒を示唆してきており大きく上昇したときは目先の高値となる可能性が高い。
今年はSQを転機として相場が変わるケースが多く注意は必要である。(ハチロク)

 

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