「正直じいさんの大判小判」~物色の流れ見極め

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

14日の東京市場は売り買い交錯、日経平均は98銭安と5日続落となりました。売り先行でスタートしたあと、前日まで下げていた大型株や指数インパクトの大きい値がさハイテク株に押し目買いが入り、前場はプラスで引けていましたが、後場終盤になって先物が弱含むとポジション調整売りに値を消しています。東証1部売買代金は概算で2兆9865億円でした。
指数はほぼ変わらずながら、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1338と全体の6割を超え、利食い優勢の展開でした。スピード調整局面に入ったということでしょう。下値では買いは入りますが、上値は下降し始めた5日移動平均線に抑えられています。また、2Q決算発表は前日で実質終了しており、全般調整色が強まるなか、きょうは手掛かり難で様子見気分が強まるでしょう。
ただし、下げても大勢上昇波動のなかのスピード調整であり、好業績銘柄の押し目を拾うチャンスです。また、主力株に対して出遅れている中小型株の修正高も期待できるでしょう。安川電機(6506)やキーエンス(6861)など3Q以降も一段の業績拡大期待できる主力好業績株のほか、物色の流れを見極めがら、中小型好業績株や材料株に個別に対応していきたいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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