ヤマシンフィルタ<6240>が続騰、9日ぶりに上場来高値を更新した。20日付けの日本経済新聞が「建設機械向けフィルター最大手のヤマシンフィルタは新たな繊維素材を開発した」と報じたことが買い手掛かりになった。ガラス繊維に比べて100~200分の1程度まで細くできるのが特徴だ。「ろ材」と呼ばれる建機のフィルターの中核部分への採用を見込むほか、新たに建材や電気自動車(EV)向けの吸音材、化粧品・医療への応用をにらみ、事業領域を広げると伝えており、採用拡大による早期収益貢献が期待された。
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