7&iHDが反発、経営混乱懸念払拭で買い戻しが優勢に

企業|企業速報 証券市場新聞

セブン&アイ・ホールディングス(3382)が反発。前日は子会社のセブン‐イレブン・ジャパン井坂社長兼最高執行責任者(COO)の退任提案報道を受け、グループ経営の混乱を警戒した売りに急落する場面があったが、鈴木敏文会長兼最高経営責任者が退任する見通しとなったことで、懸念が払拭され値ごろ感から買戻しが優勢になった。人事案が取締役会で否決され、鈴木会長は責任を取るかたちとなった。
7日取引終了後に発表した前16年2月期連結決算は、減損処理や構造改革費用の計上で、最終利益は1609億3000万円(同7.0%減)と減益となったが、営業利益は3523億2000万円(同2.6%増)と過去最高を更新。コンビニ事業が好調でスーパーの苦戦を補った。今17年2月期業績予想は、連結子会社化したニッセンホールディングス(8248)の経営再建プランを検討していることから、現時点では未定とした。

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