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買いのタイミングを待つ|【記者の視点】
NY市場の大幅安とナイトセッションでの一時2万2000円割れを見て朝寄りで日経平均は200円超の下げ幅となったが、その後は買い戻しで下げ渋る動きとなりプラス引けとなった。トランプ大統領による通商問題に振り回される日々が続いており、前日にはEUの報復関税を回避すべくハーレーダビッドソンが生産拠点を海外に移転することが伝えらえた。強硬な保護主義政策で企業が具体的な行動に動きだしてきたことで、落とし処を探る動きに期待する向きもある。1月の高値期日の売りが出ていることも考慮すればまだまだ底入れとは行かないが、個別では売られ過ぎの銘柄も目立つだけに引き続き海外市場の動きを見ながら買いのタイミングを待ちたい。
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