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下値不安が薄まるにはまだ時間を要す|【記者の視点】
前場は先物主導で200円超まで下げ幅を拡げたが、中国市場が落ち着いた動きおしていることや時間外でのダウ先の上昇、1ドル110円台と弱含みで推移していることを受けて後場からは前日比変わらず水準で推移した。2万2000円を割らなかったことで買い戻しが入り、日銀によるETF買い期待も下値を支えたと思われる。個別でもファーストリテやトヨタなど主力の底堅さも印象的だった。ただ、225先物オプションではプットの価格が下がらないだけに、一時的な買い戻しに過ぎないとの認識があるようだ。トランプ発言で状況が日々変動するだけに、下値不安が薄まるにはまだ時間を要するかも知れない。
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