上げ幅縮小も基調は強い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円安基調強まり海外勢の買い続く

 18日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は96円高です。前日のNY株高と1ドル=113円台まで進んだ円安がフォローになり、上海株をはじめアジア市場が堅調に推移したことも買い安心案につながりました。米議会証言でパウエルFRB議長は予想通り緩やかな引き締めとの見解を示したことで円安基調が強まり、米中貿易問題を巡る新たな対立が表面化していないことから、海外勢によるショートカバーを含めた買いが続いています。

自律反発狙いの買い続く

 5月と6月に付けた戻り高値2万3000円台に接近したところからは戻り売りに押され、安値引けとはなりましたが、そもそも上昇ピッチの速さやNT倍率が拡大していることから、スピード調整が予想されれていただけに、相場の基調は強いと判断できるでしょう。東証1部は全体の7割以上の銘柄が値上がりし、日経平均に対して相対的に出遅れていたマザーズ指がは高値引けするなど、自律反発狙いの買いが続きました。

ホトニクスの下値狙い

 個別ではファーストリテが大幅に続伸する一方、トヨタなど主力株も底堅く、大幅受注減少のハーモニックは続落ながら下げ渋り、好決算発表後、下値を切り下げていた安川電機は反発に転じました。ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)とダイキン(6367)はまだ動きが鈍く様子見としますが、浜松ホトニクス(6965)が新値追いで下値狙い継続です。短期値幅取り候補はおおむね堅調に推移しており、引き続き高値抜けの期待できる強い銘柄の下値を拾い、噴き値を待ちたいと思います。

花咲 翁

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