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金融政策決定会合控様子見気分強い
27日午前の東京市場は反発、日経平均は48円高です。貿易摩擦問題への警戒感後退でNYダウが続伸した流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。円が下げ渋ると伸び悩む場面もありましたが、引けにかけ持ち直しています。ただ、日銀金融政策決定会合を週明けに控え、様子見気分が強く、上値の重い展開です。
東京エレクトロンは朝高のあと値を消す
前日引け後に1Q決算を発表した東京エレクトロンは朝高のあと値を消しました。3割強の大幅な営業増益ながら、2Q計画に対する進捗率は42%にとどまったことから、買いが続かなかったようです。一方で、アドバンテストや信越化学などは買い進まれており、好決算はそれなりに評価されていると判断していいでしょう。
ピックアップ銘柄の下値狙い継続
ピックアップ銘柄ではダイキン(6367)、ゼンリン(9474)、シスメックス(6869)、浜松ホトニクス(6965)ともに底堅く推移しました。いずれも業績好調で下値狙い継続で問題なさそうです。短期値幅取り候補は決算発表スケジュールをにらみながら、好業績銘柄をピックアップしており、おおむね順調です。
花咲 翁
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