焦りは禁物【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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押し目を待つ必要

 昨日の日経平均は5日続伸で2万2800円台まで上昇してきました。閑散に売りなし、と言いますが、閑散にここまで上がっても強気にはなれません。寄り付き値では三空形成です。(日足では一空)買いに分があるとしても、押し目を待つ必要があります。5月高値、6月高値、7月高値と切り下がりとなっており、ノック4回の法則で今回2万3050円を突破する本格相場の可能性は否定できません。

日経平均の上昇に追いつけず

 しかし、TOPIXは2日続伸で、昨日は日経平均よりも上昇率が上回りましたが、ようやく25日線を越えた程度であり、全体は日経採用銘柄に追いつけない状況です。だから出遅れの銘柄が今後狙い目になる、という見方もできますが、ドル円が円高に向いているにも関わらず、株価がそれを無視して上がる理由にはなりません。

売買代金2兆円割れ続く

 今週末で月足が確定します。8月相場は一年で一番パフォーマンスが悪いということで、今月は警戒されていました。日経平均はこのまま終わると7月終値(2万2553円)を上回る陽線形成となりますが、TOPIXのそれは1753.29を上回らなければ陰線形成です。なによりも売買代金の2兆円割れが続いています。

参加者少く慎重に

 ボリュームが膨らまないようでは、チャートポイントを簡単にブレイクは出来ますまい。連騰が続くと心理的に焦ってしまいますが、参加者が少ない相場のために慎重に見ていくべきではないかと思います。

日々勇太朗

相場見通し

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