好業績株を突っ込み買い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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先物主導で大幅安

23日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は604円安で一時2万2000円の大台を割り込んでいます。TOPIXは44.59ポイント安の1650.72ポイントとなり、3月23日に付けた年初来安値を更新しました。前日の米国株市場でNYダウが反落、イタリアの財政不安などを背景に欧州株市場も総じて安く、買い手控え気分が強いなか、安く寄り付いた後も先物主導で漸次下値を切り下げる展開です。

買い手不在のなか売り急ぎ

時間外での米株価先物指数が軟調で、上海株が下落に転じたことも重石になりました。もっとも、米長期金利上昇やサウジアラビア人記者殺害疑惑などのほか、新たに悪材料が浮上したわけではありません。決算発表を前に買い手不在のなか、値動きにつられ売り急ぐ動きが下げを加速しており、600円超の下落になったにもかかわらず、東証1部の売買代金は概算で2兆5700億円にとどまりました。

日本電産の反応を注視

ボラティリティーは再び高まっており、あすも不安定な状況が続きそうですが、ここまで下げた以上、短期的な突っ込み警戒感が意識されるでしょう。仮に一段安になったとしても2Q決算発表が本格化していくなか、好業績銘柄の拾い場になるとの見方は変えていません。引け後に発表された日本電産(6594)の決算は通期の上方修正はありませんでしたが、2Qは上振れ着地で増配も決めました。事前の期待が高いだけに買い材料になるかどうかは微妙ですが、まずはあすの反応を注視したいと思います。

アドソル、クラリオンが逆行高

ピックアップ銘柄ではソースネクスト(4344)は高値圏で強い動きを見せており、緩んだところを拾いました。ジャムコ(7408)と任天堂(7974)も突っ込み買いで問題ないと考えていますが、ゼンリン(9474)は上方修正ながら、株価が先行して上昇していたことから織り込み済みとして売られており、同様に9月に最高値を付けたダイキン(6367)を併せて手仕舞いました。

アドソル、チームスピなどが逆行高

短期値幅取り候補はきょう買いを入れたアドソル(3837)、チームスピ(4397)、クラリオン(6796)などが全般急落地合いのなか逆行高したほか、おおむね底堅く推移しています。ただ、後場に入って上げ幅を広げ、上場来高値を更新していた川金HD(5614)は子会社が出荷した免震・制振用装置に不適合製品があったことが発覚し、急落しており処分売りしました。




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