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NYは主要3指数とも上昇
21日の東京市場は続伸でのスタートとなりそうだ。週末のニューヨーク市場は米中通商交渉に関してポジティブな報道が相次いだことを受けて主要3指数とも上昇、ダウで336.25ドル超の大幅高、同時進行している225先物のナイトセッションも2万0920円で引けている。為替についても一時109円88銭まで円安が進んでいることも追い風。米中交渉への期待はすべて報道によるものだが、週明け以降、政策当局者から明確な内容が発表されればリスクオンの動きを強めることになるかも知れない。東京市場でも中国関連含めて輸出系が買い戻しが進む展開か。
ネガティブ材料は?
ネガティブ材料はメキシコ国境での壁建設の予算をめぐる与野党対立で政府機関の一部が約1カ月間、閉鎖に追い込まれていること。トランプ大統領は19日に演説を行い改めて国境の壁建設の必要性を訴えた上で、不法移民を救済する制度の延長を取引材料に持ち出し、野党・民主党に協力を呼びかけている。民主党は抵抗しており、打開策への糸口は見えない。これまで、政府機関の閉鎖は特に悪材料視されていないが、更に長期化するようなら経済指標など様々な面でネガティブ材料視されるかも知れない。加えて英政府は21日迄にEU離脱に関して代替案を示す必要があることから、この動向も注目点。
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