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円安進行受け一気に買戻し
12日の東京市場は急反発、日経平均は412円高です。前日の米国株は高安まちまちながら、110円台半ばまで進んだ円安が追い風になり、先物への買い戻しを交え、広範囲に買が広がりました。中貿易協議への過度な不安心理が後退、時間外の米株価指数先物高も安心感を誘い、日経平均は25日線を回復し、一気に5日線レベルまで上昇しています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2632億円をこなしており、値上がり銘柄数は1797と全体の85%を占めました。
グレイステクが大幅続伸
ピックアップ銘柄では5G関連のアンリツ(6754)が高値圏で強い動きを続けており、ソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)、、カプコン(9697)も反発に転じました。引き続き下値狙いで問題ないでしょう。短期値幅取り候補は追撃買いを入れたグレイステク(6541)が大幅続伸、サンバイオ(4592)は当面の利益確定売りに続落となりましたが、ここからの下値は拾っていいと考えています。
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