大塚家具(8186)が6連騰、中国Easyhomeとの提携進展期待高まる

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業務提携の内容は?

 大塚家具(8186)が6連騰、頑強な動きとなっている。同社は昨年12月に、中国家具販売大手の居然之家(北京市)と業務提携すると発表しており、提携による再建期待が改めて高まっている。
 昨年12月21日に大塚家具が発表した、「北京居然之家(Easyhome)との業務提携」では、以下の8点が業務提携の内容として挙げられた。
 ①Easyhomeの保有する中国国内全土の小売ネットワーク活用による中国市場参入、大塚家具ブランドの店舗出店 ②Easyhomeの取引先である家具製造協力企業の当社への紹介
 ③大塚家具を通じた中国製高級家具の日本市場への導入、販売
 ④Easyhomeの中国市場に向けたEC販売ノウハウ活用による当社ブランドの越境EC販売の実現
 ⑤日本と中国にまたがる家具産業におけるデータプラットフォーム化
 ⑥Easyhomeのオンラインとオフラインを融合した先進的なビジネスモデルについてのノウハウの大塚家具への提供
 ⑦大塚家具の物流センター運営及び配送商材設置ノウハウのEasyhome への提供
 ⑧大塚家具が日本国内で提供するサービスノウハウのEasyhomeへの提供

アリババの存在も

 この業務提携先である居然之家は3つの事業部門として「住まいセクター」、「消費セクター」、「金融セクター」を有している。2017年の連結売上高は600億元(=1兆円)で、2018年は750億元に達した模様。「住まいセクター」が最大の部門と思われ、アリババは2018年2月にこの会社に54億5000万元(904億円)を投資し、15%の株式を取得したと発表している。(ここで逆算すると、この会社は360億元=5973億円と評価されたことになる。)
 以前からアリババが居然之家へ出資していた経緯から、今回の大塚家具との提携にも期待を強める状況になっている。

by 株価チャート「ストチャ」

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