全般底堅く個別物色【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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小幅ながら反落

 14日の東京市場は小幅ながら反落しました。日経平均は4円安です。前日の米国株が高く、為替が111円近辺の円安に振れていることから、買い先行でスタートしましたが、当面の利益確定売りや戻り売りが上値を抑えました。米政府機関の再閉鎖が回避されることはポジティブながら、米中閣僚級貿易協議の進捗を確認したいとして、買いが手控えられたようです。

上振れ期待銘柄や中小型株

 ただ、前日までの2日間で800円超上昇していたこと考慮すれば、当然の一服であり、下値では買いも入り、TOPIXは小幅ながらプラスで引けるなど底堅い展開でした。東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1050と値下がりを上回っており、好業績株や材料の出た銘柄が個別に物色されています。ここからは上振れ期待銘柄の押し目を拾う一方、出遅れている中小型株で動きのいい銘柄を狙っていく局面でしょう。

リネットJPを買い直し

 きょうはピックアップ銘柄でアンリツ(6754)の緩んだところを拾いましたが、ハリマ化成(4410)やカプコン(9697)なども押し目狙いでいいでしょう。また、引け後に3Q決算を発表したソースネクスト(4344)は5割超の大幅増収ながら先行投資負担で微増益で着地しました。ただ、決して悪い内容ではなく、株価も安値圏にあることから、あすの反応に期待したいと思います。一方、短期値幅取り候補ではリネットJP(3556)を一旦噴き値で利益を確定しましたが、引けにかけて強い動きを見せたことから買い直しました。




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