自律反発に備える【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスク回避の動き続く

 9日の東京市場は4日続落しました。日経平均は200でフシ目の2万1500円を下回っています。米中貿易摩擦懸念の再燃でリスク回避の動きが続いており、東証1部の85%強の銘柄が下落する売り圧力の強い展開でした。後場に入ると売り一巡から下げ渋り、先物への買いをきっかけに150円安まで戻す場面がありましたが、米中の貿易協議を前に手控えムードが強く、戻りは限られています。

短期的調整一巡感を意識

 ただ、7日からきょうまでの3日間で日経平均は850円を超える下げとなり、騰落レシオなど各指標からも短期的な調整一巡感が意識されたのでしょう。下値では買戻しや押し目買いが入り、東証一部の売買代金は概算で2兆8655億円に膨らみました。米中閣僚級協議について合意への期待は小さく、積極的な買いは限られるでしょうが、あすはいったん自律反発に備えるタイミングと考えています。

下げ止まり確認してリバウンド狙い

 中長期方針のピックアップ銘柄として紹介しているチームスピ(4397)やイボキン(5699)は反落となったものの、日ホスピス(7061)は高値圏で値を保ちました。短期値幅取り候補ではカオナビ(4435)が大幅高で高値奪回に向っています。きょうは引き続き全般安のなか逆行高する強い銘柄の下値に買いを入れましたが、あすは全般下げ止まりが確認できれば、米中対立と関係ないにもかかわらず、値を崩した内需ディフェンシブセクターの成長株やバイオ株などでリバウンドを狙うつもりです。

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