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突っ込み警戒で買い戻し
10日午前の東京市場は反発、日経平均は143円高です。前日の米国株は下落ながら下げ渋って引けたことで、当面の突っ込み警戒感から買い戻しが優勢になりました。円高一服や時間外の米株価指数先物、上海株高もフォローになっています。騰落レシオなど各指標からも調整一巡感が意識されていたタイミングでした。中貿易摩擦への警戒感は拭えず、積極的に上値を追う動きは限られるでしょうが、いったん自律反発に転じたようです。
日ホスピスとカオナビが強い動き
中長期方針のピックアップ銘柄では日ホスピス(7061)が最高値更新と気を吐いており、短期値幅取り候補ではカオナビ(4435)が大幅高で高値奪回に向ってきました。後場もこれら強い銘柄の下値に買いを入れる方針で、値を崩した内需ディフェンシブセクターの成長株やバイオ株などのリバウンド狙いは今しばらく様子を見てからとします。
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