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リスク回避も下げ渋り
21日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は29円安です。ファーウェイへの輸出規制を嫌気して米株が下落した流れを引き継ぎ、輸出株を中心にリスク回避の売りが広がりました。ただ、140円あまり下げた後は為替が円安に振れていることや米株価指数先物、上海株高を支えに支えに下げ渋り、後場に入ると上げに転じる場面もありました。
膠着感の強い展開が続く
もっとも、方向感に乏しく、上値の重い状況に変わりはありません。米中通商交渉について、報道などから進展期待が高まることもあるかも知れませんが、基本的に6月下旬に開催予定のG20での米中首脳会談までは方向を決める答えは出ないと考えられ、膠着感の強い展開が続くでしょう。主力株には手を出しづらく、引き続きディフェンシブ系の中小型株を個別に物色していくことになりそうです。
日ホスピスがしっかり
ピックアップ銘柄では日ホスピス(7061)が高値圏でしっかり、イボキン(5699)は下げ渋りから切り返しました。短期値幅取り候補ではインパクト(6067)を噴き値で利益確定する一方、イーソル(4420)やハウテレビ(7064)、クレオ(9698)などに打診買いを入れています。引き続き上昇トレンドを継続する中小型株で値幅を狙っていきますが、噴き値は確実に利益を確定したい考えです。
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