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米中貿易交渉不透明で反落
31日の東京市場は反落しました。日経平均は187円安です。米中貿易交渉への不透明感を嫌い米国株が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。上海株などアジア株安も重しになりました。日経平均採用銘柄入れ替えに伴うリバランスで、東証1部売買代金概算は2兆6650億円に膨らみましたが、FOMCを控え、模様眺めムードが強い展開でした。
引き続き好業績の中小型株
円が強含んだことで、半導体関連をはじめ外需セクターには反落する銘柄が目立ちましたが、ソニーが大幅高に買われるなど決算への反応は悪くはありません。あすはFOMCの結果を受けた米国株と為替の動向次第ながら、外需大型株だけではなく、全般決算を評価する流れが続いており、引き続き好業績の中小型株に照準を合わせていきたい考えです。ただし、買い出動は決算内容と株価の反応を見極めてからです。
ハリマ化成の反応見守る
ピックアップ銘柄ではハリマ化成(4410)が引け後に決算を発表、1Qは欧州を中心に販売が伸び悩みましたが、付加価値シフトとコストダウンで営業増益を確保しており、2Q計画に対しても順調な進捗でした。ただ、株価は年初来高値を更新するなど先行して上昇しており、あすの株価の反応を見守りたいと思います。短期値幅取り候補は前場に追撃買いを入れたライク(2462)とインソース(6200)が上値を伸ばし、後場買い直したユーピーアール(7065)が上場来高値を更新しました。
株式情報と相場見通し
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