高配当利回り銘柄で着実に利益確保【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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7日続伸で後場一段高

 7日の東京市場は7日続伸となりました。日経平均は205円高で約1カ月ぶりに2万1500円台を回復しています。、米中貿易交渉進展を期待してニューヨークダウが5日続伸、1ドル107円60銭台までの円安が下支え要因になりました。米長期金利上昇に伴い銀行株が買われるなど、売り込まれてきたいバリュー株が買い戻され、全般を牽引しています。メジャーSQを控えた仕掛け的な動きも無かったことで、後場一段高となりました。

全般底上げ続く

 日経平均はほぼ急落前の7月下旬の水準にまで戻したことから、一旦は上値が重くなりそうですが、相場のレンジが切り上がったことで全般底上げが続くと見ています。高値圏にある強い銘柄の利食いに対して、出遅れ銘柄への巻き戻しといったリバランスの動きではありますが、9月末配当を意識した買いが下値を支え、リバウンド基調が続くでしょう。

ハリマ化成が高値

 個別には中小型成長株や材料株は利益確定売りに押される銘柄が多く、物色の流れが変わるまでは、高配当利回り銘柄や売り込まれた好業績銘柄で着実に利益を確保したい考えです。推奨銘柄では9月末44円配当を予定する明和産(8103)がスピード調整一巡から出直る動きで、ハリマ化成(4410)はじり高歩調で高値を取ってきました。

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