米中対立警戒し続落
20日の東京市場は続落しました。日経平均は144円安です。安寄りの後は下値に買いが入り前日終値水準まで戻す場面がありましたが、前場中ごろから先物主導で下げ幅を広げ、200円超まで下落する場面がありました。米議会上院が香港人権・民主主義法案を可決したことに中国が反発しており、米中対立への警戒感から売り圧力が強まりました。ハンセン、上海など中国株が安く、円が強含んでいることも重しです。
25日線までの調整は想定の範囲
ただ、日経平均は2万3000円台での値固めの段階にあり、25日線近辺までの調整は想定の範囲でしょう。米中交渉や香港問題などの報道に振らされやすい状況で楽観は許されませんが、海外投資家も買い越し基調が続いており、日銀ETFの買いも期待され、下値は堅いと見ています。一方でマザーズ指数が4日続伸しており、全般は調整含みながら、中小型株には値幅取りのチャンスが増えるでしょう。
手間いらず、IRJHDが最高値
推奨銘柄では手間いらず(2477)が大幅高で実質最高値を更新、弁護士コム(6027)やメドピア(6095)も強い動きでした。きょうは応用技(4356)、サイババズ(7069)の利益を確定しましたが、買い直したIRJHD(6035)最高値、打診買いを入れたプラズマ(6668)やシグマ光(7713)も堅調で、引き続き物色の流れを見極めながら中小型株の噴き値を狙っていきたいを思います。
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