転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

日柄から値幅調整へ

 昨日の東京株式市場は続落となりました。日経平均は20日移動平均線を割り込みだしてきており、調整局面が日柄から値幅に変化したようです。結局9月以降の上昇相場は11月8日の11月限オプションSQの日が高値(終値ベースでは11月12日の2万3520円)で、幻のSQ値を消滅させることが出来ずに7日間高値圏で横ばい推移となっていましたが、昨日の続落で20日移動平均線を割り込んできたことで、今後は値幅調整へと移ると思われます。

NYダウ変化日に高値

 19日のNYダウも重要な日柄変化日に高値を取った可能性があります。というのも昨年10月3日に2万6951ドルで天井を打ったNYダウは12月末まで暴落したわけですが、その10月3日の高値は上昇相場が始まった6月28日から68日目でした。
 今回、ニューヨーク市場が上げ始めたのは8月15日からで、そこから68日目が19日でした。日柄変化日に2万8090ドルのザラ場最高値を取ったあと、NYダウは102ドル安の2万7935ドルで取引を終えました。日足は前日の陽線を陰線で包む形の陰線包み足という天井型の出現です。

ドル円は円高進行へ

 そして19日の米10年債利回りは1.8%を割り込んで20日移動平均線を割り込んできました。本日にも5日移動平均線と20日移動平均線がデッドクロスしてきます。そうなるとドル円は円高進行へと移っていくことになるでしょう。

基準線割れから値幅取り

 個別銘柄は出来るだけ現金化することをお勧めします。また先日、ヘッジ売りとしたSCREEN(7735)に加え、新たにアドバンテスト(6857)でヘッジ売りを増やしておきたいところ。20日移動平均線を割れてきており、一目均衡表の基準線割れから値幅取りが可能ではないかと考えます。

日々勇太朗




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