「適温相場」は意外と長い【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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米国の史上最高値更新が止まらない

 先週の日経平均は良好な外部環境を追い風に金曜日には2万4115円95銭を付け昨年来高値を更新した。
 イラン情勢を巡る懸念後退、米中協議の第1段階合意など運用リスクを取り易い環境となり世界的に株価は上昇した。
 特に米国の史上最高値更新が止まらない。NYダウ、ナスダック、S&P500共に高値を更新しており大台替えのNYダウの3万ドル、ナスダックの1万ポイントが見えてきた。

トランプ大統領のガス抜き発言もプラスに働く

 米国の指数が崩れない限り日本株が崩れてもそこはグローバルファンドに押し目買いのチャンスを与えているに過ぎないようだ。
 米国の株価が崩れるきっかけになるのは金利か企業業績の悪化と思われるが発表される景気動向指標が良くても10年米国債は1.8%前後で安定推移、企業業績も金融会社は予想よりも良くて息を吹き返している。
 まさに米国は「適温相場」状態である。これもトランプ氏が時々ガス抜きのような発言で相場を適度に振らしていることも影響しているだろう。

今週の日経平均は引き続きじり高か?

 今年は米国大統領選の年でもあるので金利政策に変更がなければこの「適温相場」は意外と長いのかもしれない。「まだはもうなり、もうはまだなり」である。
 今週の日経平均は引き続きじり高となる見通し。テクニカル的には日足のMACDは陽転、RSIは54%と過熱感なくストキャストは80%台だが%kと%dがクロスして高値圏で揉み合いそうだ。

まずは2万4000円台の値固め

 ボリンジャーバンドのバンド自体は横ばいとなってきており△2σ(2万4290円処)と△1σ(2万3800円処)の間で推移しそうである。その下は横ばい続く転換線の2万2540円処が意識されよう。
 一昨年の10月5日の2万4448円もターゲットに入ってきているがまずは2万4000円台の値固めの週となりそうである。

 
(ハチロク)




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