日本人は危機感を持て!【潮流】岡山 憲史

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技能五輪国際大会

2年おきに技能五輪国際大会が世界で開催される。昨年はロシアで開催され、日本を含めた62カ国・地域の1348人の選手が参加し、56職種の競技で競い合った。日本選手は42職種の競技に48人が参加したが、金メダルは情報ネットワーク施工職種、産業機械組立の2職種だけ。金メダルの国別獲得数では7位まで落ち込んだ。

技能力・現場力も中国が躍進

1位は中国の16個、2位はロシアで14個、3位は韓国で7個だ。日本は2005年、2007年と金メダル獲得1位だった。日本は常に2位、3位と毎年上位にランキングされていたが、2017年に一気に9位まで落ち込んだ。この年から今まで登場してこなかった中国が突然1位となり金メダル15個獲得した。これまで韓国が1位を占める割合が多かったが、今後は中国がトップの座を維持することになるだろう。

この結果が今の日本を象徴

この結果が今の日本を象徴している。技能力・現場力は中国には負けていないと思っていた日本人は多くいたのではないか。もはや、経済力やテクノロジー・IT分野だけでなく全てにおいて中国より劣っているのだ。このことを日本人は自覚しなければ今後、日本の復活はない。IMDが発表している1989年の世界競争力ランキングトップは日本だったが、今は30位だ。1989年の世界の時価総額トップ30社中に日本企業は21社も入っていたが今はゼロ。日本の労働生産性は先進各国最下位でこの50年間ほとんど変わっていない。平均賃金はOECD加盟35カ国中18位。

世界大学ランキング2019年で、東大は42位

相対的貧困率は38カ国中27位。教育に対する公的支出のGDP比は43カ国中40位。年金の所得代替率は50カ国中41位。障害者への公的支出のGDP費は37カ国中32位。失業に対する公的支出のGDP比は34カ国中31位(OECD)。2017年における世界輸出に占める日本のシェアは僅か3.8%。1位は中国(10.6%)、2位は米国(10.2%)、3位はドイツ(7.7%)。THE世界大学ランキング2019年で、東大は42位。京大が65位、他の国内の大学は200位圏外となっている。

政治家に危機感は無い

これほど日本が落ちぶれている現状に政治家に危機感は無い。平成30年間で失ったものはあまりに大きい。日本全体に危機感が広がれば、2020年は日本が復活するスタートの年となるだろう。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はオプティム(3694)、カカクコム(2371)、プロシップ(3763)。

1月20日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。




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