感染拡大にGDP速報値も響く
昨日の東京株式市場は日経平均が3日続落、TOPIXは6日続落となりました。新型コロナウイルス感染拡大に加え、内閣府が発表した10~12月期のGDP速報値が市場予想に届かず、年率換算では6.3%減と1年3カ月ぶりのマイナス成長が響きました。
テクニカルチャートは悪化
日経平均は20日移動平均線を割り込み75日移動平均線近辺まで下落。一目均衡表でも雲上限まで下落してきており、正念場を迎えています。ただ、TOPIXでは既に20日、75日移動平均線ともに割り込んでおり、両線のデッドクロスが近づいています。一目均衡表では雲下限を割り込みだしてきており、日経平均も早晩テクニカルチャート悪化は避けられそうにありません。
押し目買いの噴き値売り
このような相場展開時は強い銘柄に付くというのがセオリーですが、昨日より3月10日までコミュニケーションや交通、旅行、流通、言語、商取引などを支配する水星が逆行しており、相場へも逆行初期には短期で急激に乱高下が起きやすく注意が必要です。冷静に対処せねば急騰・急落により往復ビンタを浴びることにもなりかねません。基本、押し目買い、噴き値売りです。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
「新時代になった株式市場に大チャンスが来る」2月22日(土)第4回 株式セミナー in大阪
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