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アルゴ売買に翻弄【記者の視点】
ニューヨーク時間での急速な円安を受けて、この日は2万3800円に乗せる場面があったが、ダイヤモンドプリンセス号の乗船客の死亡が伝えられると、前引け後の先物売りで値を消す動きとなった。上海市場も3000ポイントに乗せる動きになっており、ニュースにアルゴ売買が反応したと思われる。円安が日本売りに繋がっているとの指摘もあるが、日経平均がプラス引けとなっている現状から、どちらかといえば、ドルに集中しているとも考えられる。
個別ではファーストリテイリングと資生堂の動きが冴えず、中国ビジネスの比重が高い企業と米国にも依存する電子部品や自動車との動きとは対照的で理にかなっているとも思える。不透明感が解消されるまでは、引き続き225中心での押し目買いの吹き値売り、指数構成銘柄のなかで強い銘柄を物色したい。
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