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戻り待ちの売りが上値圧迫
週末3日の東京市場は大引けにかけ引き戻し、辛うじてプラスを維持しましたが、戻り待ちの売りに上値を圧迫される軟調な1日でした。米国株の急反発や原油価格の急騰を受け、朝高は240円超に上昇しましたが、時間外の米株価指数先物安が重しで上げ幅を縮め、後場は170円超まで下げる場面がありました。TOPIXはマイナス引けで、東証1部の8割近くの銘柄が下落しています。
Wスコープや日産自が連日の安値
全般は2番底を探りの展開となっており、まずは1万7000円近辺までに下げ止まるかを見極めたい考えです。推奨銘柄ではショートのWスコープ(6619)や日産自(7201)が連日で安値を更新しました。一方、新型コロナウイルスに関連する材料株については先駆株に値を崩すケースが目立ちましたが、自粛長期化が予想されるなか、物色に広がりが見られ、利食いによる調整を交えながら人気が継続すると見ています。
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