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大幅続伸し１万８５００円台乗せ
６日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は７５６円高で１万８５００円台に乗せいて引けました。前週末の米国株は反落ながら、ニューヨーク州の１日当たりの新型コロナによる死者数が減少に転じたことを受け、時間外の米株価指数先物が上昇、為替が円安方向に振れていることや国内でも「緊急事態宣言」が近く出されると伝わったことが、当面のあく抜け感につながりました。
大引けにかけ上げ幅広げる
買い一巡後は戻り売りにやや伸び悩んでいましたが、大引けにかけて上げ幅を広げています。富士フイルムの最高値更新が象徴するように、前週末に利益確定売りで反落した新型コロナに関連する材料株の急反発に転じたほか、売り込まれていた銘柄にも買戻しが入り、東証１部の９割を超える銘柄、全３３業種が値上りする全面高商状になりました。
動きのいい材料株へシフト
日経平均は５日線を上回り、あす２５日線突破ともなればリバウンド基調が明確になりそうです。きょうは下値模索が続いていた弱い銘柄の損失を確定して、デンカ(4061)やテラスカイ(3915)、チエル(3933)など動きのいい新型コロナに関連する材料株へ資金をシフトしました。ただ、セクター別騰落率で海運が上昇率トップになるなど売り込まれた銘柄への買戻しも強まっており、あすは物色の流れも見極める必要があると考えています。
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