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過度な警戒感が薄れたが・・・【記者の視点】
週明けの東京市場は大幅反発となった。3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数で前月から70万1000人減となったが、この日はニューヨーク州の新型コロナウイルスの死者数減少が伝えられたことでNYダウ先が時間外で大幅上昇となったことで、週末に警戒感から売却した投資家が買い戻しに動いたようだ。緊急事態宣言も明日あたりには発動が有力視されるが、欧米のようなロックダウンにならないことが確認されたことで、過度な警戒感が薄れたかもしれない。
個別では外食チェーンを中心に3月月次売上高が悪くてもアク抜け感から上昇する銘柄目立ったことから、悪材料は織り込んだ銘柄も多いかもしれない。ただ、ここから更に戻すとなると、国内の感染動向がある程度ピークを打つ必要がある。
今後も本格化する決算発表に注意を払いながらの押し目買いの吹き値売りに徹したい。
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