地合いの変化を感じる【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NYダウ高値から964ドル下げ

 昨日は安心して寝床に入ったのですが、目が覚めて驚かされました。NY市場は日本時間の午前5時に取引が終わるのですが、15分前の4時45分は2万3000ドル台にいました。引け際、わずか15分で400ドル下がりました。結局この日の高値から964ドル下げて終値は前日比26ドル安の2万2653ドルでした。

差込み線もゴールデンクロス近づく

 もう見ていて酔いそうな展開でした。まぁ、前日に1627ドル上げていましたので、ちょっと調子に乗り過ぎた感はありましたが、日足ローソク足は長大陰線による差込み線となりました。ただ、5日移動平均線と25日移動平均線とのゴールデンクロスが近づいてきました。

25日線上向かなければ戻り売り

 リーマンショックの時も同じように25日移動平均線を越えるリバウンドがありましたが、問題はこの25日移動平均線が上向きに変わるかどうかです。現在は5日移動平均線は上向きに転じていますが、25日移動平均線は下向きのままです。上向きに転じない間は相場は戻り売り対処ということになります。

日経平均未だ日足二段上げならず

 日経平均のシカゴ先物は1万9860円まで高値がありましたが、終値は1万8975円。寄り付きは小高くスタートしましたが、すぐに値を消し230円安まで突っ込んでから再度プラス圏に。日中のボラティリティは非常に高い状況から逃れません。なによりも東京市場はNY市場と違い、未だ日足二段上げとはなっていません。まずは二段上げしないことには25日移動平均線は下向きのままです。

銘柄によって変化の兆し

 このような相場ですので、今は売りも買いも出来ない状況ですが、ただ、銘柄によっては変化の兆しも出てきています。週足のMACDでゴールデンクロスする銘柄が増えだしてきました。レーザーテックやエムスリー、キリン堂などなどです。こういう変化をみていると相場の地合いが変わりつつあるように思います。

二段上げ確認後買い出動

 このような銘柄を事前にピックアップして観察しながら、日経平均の二段上げ確認後に買い出動ということになります。

日々勇太朗




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