庶民感覚とかけ離れた自民政権【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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何も自分で決められない安倍首相

「緊急事態宣言」を各県の要望により16日には全国に対象を広げたり、1世帯30万円の給付を今度は一人10万円の給付に変えたり何も自分で決められない安倍首相のリーダーシップの無さが露になった週であった。
おそらく、自民党の中での政治的な思惑があって党内が一丸となっていないのだと感じられるがそれでも有事の時に責任をもって国民に指示できない首相は情けない。

コロナ終息後の国民の選挙への行動は大きく変わる

 いち早く動いた北海道の鈴木知事や独断で動いている大阪府の吉村知事を見習ってほしい。今回の対応で自民党が如何に庶民とかけ離れた感覚を持つ集団かということがよくわかったと思う。
 この新型コロナウイルス騒動が収まったときには国民の選挙への行動は大きく変わっていると思う。いや、変わらないと日本の未来はないように思う。

「希望の光」を相場は素直に好感

 先週の日経平均は週間で約398円上昇し2週連続の陽線となった。
金曜日には米バイオ医療品メーカーのギリアドサイエンシズが開発した抗ウィルス薬「レムデシビル」で新型コロナウイルスの重症患者の多くが回復したとの報道により日経平均は607円高となり3月6日の戻り高値を更新した。
 相変わらず世界的に感染者数は増加しているが最悪状態の中で「希望の光」が見え始めたことにより相場は素直に好感したようだ。

雲の中に入れば2万円回復

 だが、TOPIXベースでは戻り高値を抜いておらず値嵩株の買戻しが相場をけん引したようである。
 チャート的には上値は節目の2万円、下落の半値戻りの2万0098円、一目均衡表の雲の上限の2万0400円処が意識されるよう。切り下がる雲の下限が1万9774円何処なのでこれに跳ね返されずに雲の中に入れば2万円回復が意識されよう。

今週のレンジは?

 一方下値は5日線(1万9483円処)、窓埋めの1万9362円、転換線(1万9237円処)、3月19日安値からの上昇トレンドラインの下限(1万9000円処)が上げられよう。
 RSIやストキャストには過熱感は無く戻り歩調継続と思われるが2万円からは戻り売りなどで上値は重たくなると予想する。今週のレンジは1万9000円から2万0200円を予想する。

(ハチロク)




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