決算のヤマ場までに現金化【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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大幅反落でアイランドリバーサル

 5月初日の東京株式市場は大幅反落となりました。前日の上昇を帳消しにする下落となり、日経平均、TOPIX共に5日移動平均線を割り込みました。両指数共に4月30日は上放れて日足の窓を形成。そして5月1日は下放れて日足の窓を形成。両窓を開いたことによりアイランドリバーサル形状となりました。、

リバウンド終了の可能性

 2月6日高値から3月19日安値までの下げ日数28に対する対等日柄で2万円回復となり、翌日には下放れて大きな陰線形成となったことで、半値戻し達成によりリバウンド終了の可能性が出てきました。

8日と11~12日が変化日

 次の日柄変化日はGW明けの5月8日です。2月3日の2万2775円から3月19日の1万6358円までの31営業日数に対する対等日柄です。1日の下落が小休止の押し目であれば、この日に25日移動平均線(1万9220円近辺)から反発の可能性を残しています。メリマンサイクルにおける5月の重要変化日は5月11~12日です。

EPS低下でPER急上昇

 そしてこの週が3月決算のピークを迎えます。3月25日に1606円だった日経平均のEPSは4月末には1256円に低下。PERは12.17倍から16.07倍に急上昇。決算発表一巡後のEPSを想像すると、足元の株価は高すぎると感じます。ヘッジファンド決算の45日ルールに沿って5月半ばまでには現金化を計る必要があると考えております。

日々勇太朗




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