一目値幅論E計算値に到達【転ばぬ先のテクニカル】

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上昇の勢い続く

 昨日の東京株式市場は3日続伸となり、一時2万2818円高値までありました。今週3日間で941円の上昇。先週もザラ場で1567円上昇しましたが、その勢いが今週も続いています。

底入れからの経緯

 日経平均が底入れしたのが3月19日の1万6000円台。2日後に1万8000円台に乗せ、3日目には1万9000円台に乗せました。そこから押し目形成で大引けで2万円台を回復したのが5月8日です。営業日数で25日掛かりました。更に次の2万1000円台を回復したのが5月26日で12日間掛かりました。2万2000円台を回復したのが6月1日でわずか4日間。

反転や天井形成時は上げ急角度に

 相場というものは底入れからの反転や天井形成時近辺では上げが急角度となるものです。3月19日安値の1万6358円から3月25日の1万9564円の上昇が初動で値幅は3206円でした。その後、4月3日に1万7646円まで押し目形成後、切り返して3月25日高値を更新してから昨日高値まで上昇継続してきました。

目先天井付けた可能性

 3月25日高値の1万9564円に初動の3206円を足すと2万2770円です。一目均衡表・値幅論におけるE計算値に到達したことで目先天井を付けた可能性が出てきました。5月22日安値からの上昇では三空形成となりました。25日移動平均線との乖離率は一時10%を越えました。

5日線サポート機能発揮するか

 2万2150円近辺を走る5日移動平均線はこのところ日々200円程度上昇しています。本日は2万2350円へ上昇すると思われますが、ここでサポート機能が発揮されるのかどうか。割り込んだ場合は調整局面入りという判断に傾きます。

マザーズも流れの変化気になる

 また、東京市場を牽引してきたマザーズ市場ですが、指数は昨日陰線包み足となりました。このところ日々10ポイント程度上昇している5日移動平均線は本日1000ポイントにタッチしてくると思われます。昨日は5日移動平均線手前で切り返す動きとなりましたが、ここを守れるのかどうかが大事なポイントでしょう。明日には一目均衡表の雲が捻じれることから、流れが変わるのかどうか気になるところです。

日々勇太朗




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