物色の主体は中小型株【正直じいさんの株で大判小判】

薄商いに膠着感強い

　週末１９日の東京市場３日ぶりに反発しました。都道府県をまたぐ移動制限が全面解除されたことを受け、買いが優勢でした。もっとも、一時下げに転じるなど上値は重く、下値は堅いものの、薄商いに膠着感の強い展開です。東証１部の売買代金は概算で２兆８３９８億円にとどまりました。一方でマザーズ指数は４日続伸し１年８カ月ぶり高値をつけており、夏のＩＰＯシーズンを控え、週明け以降も中小型株が物色の主体になりそうです。

ＭＳＯＬ、ＢＢＳｅｃ大幅高で新値

　推奨銘柄ではＭＳＯＬ(7033)とＢＢＳｅｃ(4398)が大幅高で新値を取り、ＪＴＯＷＥＲ(4485)やエイトレッド(3969)、チームスピ(4397)、エレコム(6750)も堅調でした。全般底堅さが意識されるなか、中小型材料株の循環物色が続いていますので、過熱感なく高値をうかがう銘柄を狙う方針です。

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