薄商いながら底堅い
19日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は59円高です。朝方に発表された6月機械受注が市場予想に反して減少、為替が105円50銭台と円高に振れていたことから売り先行で始まりました。ただ、朝安のあとは下げ渋りから上げに転じ、後場は小高い水準で推移しています。東証1部の売買代金は1兆7000億円弱の薄商いながら底堅く推移しました。
短期資金は中小型株に向かう
米ハイテク株高を受け、マザーズ指数が3%近い上昇となり、前日に続いて年初来高値を更新するなど、中小型株の個別物色は活発です。全般は膠着感ながら下値抵抗力の強さが確認されたことで、個人を主体にした短期資金は中小型株に向っており、ニューノーマルといわれるコロナ禍の成長株を中心に大幅高に買われる銘柄が目立ちました。
コマースワン、NexToneが一時S高
推奨銘柄ではコマースワン(4496)とNexTone(7094)が一時ストップ高、BASE(4477)やマクアケ(4479)、HENNGE(4475)、Bエンジニア(7352)、グッドパッチ(7351)も値を飛ばすなど大きな動きが出ました。資金の回転が効き始めているようで、スピード調整一巡から急反発に転じる銘柄も目立っており、過熱感なく高値を窺う銘柄を狙いたいと思います。
コメント