NTTドコモのTOB還流資金に期待【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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週後半は利食い売り

先週の日経平均は前週末比約141円高と3週連続で上昇した。週初は前々週の勢いを継続し17日には2万6057円30銭まで上昇、29年半ぶりの2万6000円台を回復した。
2日安値から17日のザラ場高値まで11月に入って11日間で約2960円上昇、さすがに週後半は利食い売りに押され反落した。

業績相場への移行はもう少し時間がかかる

新型コロナウィルスの1日当たり新規感染者数が過去最大になるなかの高値更新で違和感はあるが過剰性流動相場は継続していると見られる。
相場サイクルでは業績相場に移行して一段高というのが期待されるがANAやJTBなど就職人気企業の大幅赤字やリストラが日々発表される中、業績相場への移行はもう少し時間がかかりそうである。

短期調整でも押し目買い好機

ただ、相場はここ数年の上値であった2万4000円の壁を明確に抜けてきて累積売買代金の少ない価格帯に入ってきた。短期の調整を入れたとしても押し目買いの好機となる可能性が高く底堅い展開は続こう。

パッシブ運用で約7000億円

今週はNTTドコモのTOBに伴う換金資金が24日より市場に入ってくる可能性が高い。約4兆円のTOBであるがパッシブ運用に関するもので約7000億円とも言われている。この資金が時価総額上位銘柄の下支えになるとの期待は大きい。

当面は揉み合いを示唆

チャート的には大幅上昇後の短期調整に入っている。5日移動平均線(2万5762円処)を下回り一目均衡表の転換線(2万5445円処)を意識した動きとなっている。拡大していたボリンジャーバンドもバンドが収斂してきており当面は揉み合いを示唆している。

揉み合い後高値更新の可能性

2万5500円割れで止まれば2万6000円台再びチャレンジで揉み合い後高値更新の可能性は高い。しかし、新値三本足陰転値の2万5349円60銭を下回ってくると調整は長引きそうである。
今週は2万5300円から2万6000円を想定。底堅い展開を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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