連休明けは反発スタートか?【記者の視点】

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感染拡大で利益確定売りだったが・・・

11月第3週の東京市場は新型コロナワクチンの開発進展を好感して日経平均は17日に2万6057円30銭の高値を更新したが、その後は調整の動きとなった。先週までは先物主導で急ピッチで上昇する過程で、コールで売り建てしていた向きの買戻しが、指数を更に押し上げていたが、SQ通過でこの動きは終了。移動平均線からの乖離率から高値警戒感が高まっていたところに、18日には新型コロナウイルスの1日あたり感染者数が過去最多になるニュースが流れると14時20分ごろから下げ幅を拡大させていた。国内外とも感染拡大傾向にあることは先週から報道されていたことだが、第2四半期決算発表が終了し手掛かり材料難となるなかで、感染拡大が改めて利益確定売りの材料にされたようだ。

23日のCMEの225先物は続伸

勤労感謝の日で祝日となった23日のCMEの225先物は続伸し、2万5900円まで上昇しており、週明けは大幅反発でのスタートなと2万6000円を伺う動きが予想される。製薬大手アストラゼネカが23日、英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスワクチンの臨床試験の中間結果を発表し、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率が約90%だと明らかにしており、ワクチンの早期認可への期待が高まっているようだ。日経平均は移動平均線との乖離縮小待ちだったが、寄りから強い動きになれば、様子を見ていた投資家が再度上値を買う可能性はある。

グロース系にも資金が向かうか?

個別では指数上昇を牽引してきたファーストリテイリング(9983)の調整が続く一方、任天堂(7974)が出直る動き。新型コロナ感染拡大で改めて巣篭りでゲームへのニーズが高まればクリスマス商戦絡みで再度注目されよう。25日のMITホールディングス(4016)を皮切りに年末のIPOがスタートすることから、グロース系にも資金が向かか注目したい。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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