61.8%戻し水準ほぼ到達
NYダウがとうとう3万ドルに到達しました。それを受けた東京株式市場は寄り付きから上放れ一時2万6706円高値までありました。昨日提示したバブルの天井とリーマンショック安値の下げ幅の61.8%戻し水準にほぼ到達です。ただ、その後は利食い優勢の展開となり、日足は上髭陰線形成となりました。
ここからの買はリスク高すぎる
25日移動平均線との上方乖離率が一時8.7%に拡大、200日移動平均線との乖離率も20.8%という過熱シグナルにより警戒された模様です。これで上昇一服となるかどうかは分かりませんが、日足は二空形成、週足は三空形成です。個別銘柄でも寄り付き三空形成銘柄が急増しており、ここから買いというにはリスクが高すぎると思います。
ファーストリテに仕掛け
また、目についた銘柄ではファーストリテイリングがあります。2370円高の8万5370円で寄り付き、一時3960円高までありました。高値での日経平均寄与度はなんと130円に達していました。この銘柄を見ていると、個別の材料で動いている訳ではなく、指数を上げるための仕掛けが入っているように感じました。
極端な動き終わるとしっぺ返し
そして2万9000円や3万円のコールオプションの出来高が急増。このような極端な動きが終わると、その後のしっぺ返しが心配です。結局、日経平均は131円高の2万6296円と高値から410円押してのクローズ。値上がり771銘柄に対し値下がり1318銘柄と相当な利食いが入った一日でした。
転換するかどうか見ていく
本日はメリマンサイクルの日柄変化日となりますので、ここで転換するのかどうかを見ていくことになります。
日々勇太朗
相場見通し
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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