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寄り付き安値に切り返す
26日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は240円高です。前日の米株市場でダウが反落したことを受け売りが先行しましたが、ナスダック指数が最高値を更新したことから、値がさハイテク株を中心に押し目を拾われ、寄り付きを安値に切り返しました。買い一巡後はやや伸び悩む場面がありましたが、時間外の米株価指数先物高を追い風に前引けにかけ締まり、大引けにかけては一段高となっています。
好需給で押しが入らない状況
新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は強いものの、金融緩和や財政出動への期待が強気相場を後押しし、ショート筋のヘッジ対応が指数を押し上げており、好需給から押しが入らない状況です。ジャスダック平均、マザーズ指数も戻り売りに上値は重いものの反発に転じており、中小型株も材料の出た銘柄が大幅高に買われたほか、テレワーク関連など調整一巡から出直り高値を取ってくる銘柄も見られ、IPOも人気を集めました。
エムスリーとグレイスが大幅高で最高値
推奨銘柄ではエムスリー<2413>とグレイス<6541>、松屋R&D<7317>が大幅高で最高値を更新、日本M&A<2127>も新値を追いました。ただ、強い銘柄の縦追いが続いていることから高値圏の買いは手控え、過熱感なく高値をうかがう銘柄に照準を合わせており、きょうはスマレジ<4431>への追撃買い、日本情報<4054>、東映アニメ<4816>打診買いにとどめています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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