塗料用樹脂生産能力を増強、国内需要増と環境ニーズに対応

 ハリマ化成グループ<4410>は塗料用樹脂の生産能力を増強した。構造物や集合住宅の改修工事などで使われる塗料など、コロナ禍終焉に伴い回復する国内塗料需要に対応する。
 塗料用樹脂は基幹工場の加古川製造所(兵庫県加古川市)と茨城工場(茨城県稲敷郡)の2拠点で生産しているが、今回は茨城工場の設備増設に加え、新たに東京工場(埼玉県草加市)でも生産を開始した。これにより3工場合わせた生産能力は約25%増加するとともに、柔軟で効率的な供給体制も整えている。各工場生産能力増強だけでなく、設備改造や生産プロセス合理化、生産工程改善、人員配置の最適化により生産性向上と収益改善につなげていく。
 同社の塗料用樹脂は塗料に光沢、防食性、耐候性などの機能を付与するだけでなく、植物由来の原料を使用しており、環境にやさしいエコロジー製品として引合いが強まっている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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