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ハウエル管大型案件が収益押上げ
タキロンシーアイ（４２１５）の２１年３月期第３四半期累計の連結決算は、売上高９８４億８９００万円（前年同期比５．５％減）、営業利益６３億８６００万円（同２０．６％増）、最終利益３９億７７００万円（同６６．５％減）と減収ながら大幅増益で着地した。
新設住宅着工戸数の減少やマンション改修工事延期などの影響を受け建築資材は低迷したが、災害復興向けにハウエル管の大型物件が収益を押し上げ、半導体製造設備向け高機能材や機能フィルムも伸びた。最終減益は前年同期に固定資産売却益を計上していたため。
通期は売上高１３２０億円（前期比５．３％減）、営業利益７０億円（同５．１％減）、最終利益４０億円（同６９．４％減）と従来予想を据え置いたが、月計画に対する第３四半期累計の進捗率は９１．２％に達する。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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