太平洋セメント<5233>が急反落。9日引け後に発表した21年3月期第3四半期累計の連結決算は、営業利益は481億円9500万円(前年同期比14.3%増)と2ケタ超の増益で着地したが、当面の材料出尽くし感から利益確定売りが優勢になった。国内のセメント需要は低迷したものの、北米の多くの州で建設事業の継続、住宅需要も堅調で海外向けが伸びたことから販売数量・価格とも前年同期を上回った。通期計画の630億円(前期比3.3%増)に対する進ちょく率も76.5%と順調。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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