三井海洋開発<6269>がストップ安ウリ気配。21日取引終了後、集計中の21年12月期連結業績について、経常損益を45億円の赤字から300億円の赤字(前の期128億5400万円の赤字)へ下方修正したことを嫌気した売りがかさんだ。操業を停止していたガス田開発プロジェクト「FPSO Cidade de Santos MV20」の操業再開が22年1月にずれ込み、債務履行コストや減損損失が発生、オイルタンク腐食による修繕費用も損失を拡大させた模様。赤字拡大に伴い年間配当30円から15円(前の期は45円)へ減配。併せて、経営責任を明確にするため役員報酬の減額も発表した。
親会社の三井E&Sホールディングス<7003>も三井海洋の持ち分法投資損失の計上で、22年3月期の連結最終損益予想を30億円の赤字から150億円の赤字(前期1億3400万円の黒字)へ下方修正したことを受け急落した。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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