エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)が急反落。21日取引終了後、集計中の17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績を修正、従来予想の売上高4480億円を4335億3900万円(前年同期比1.8%減)、経常利益80億円を51億2100万円(同33.7%減)へ引き下げたことが嫌気された。
消費の低迷で売り上げが伸び悩み、中国出店資金として行っていた為替予約に評価損が発生したことも利益を圧迫。ただ、子会社の繰延税金資産が増加したことで、最終利益29億円から65億5200万円(同3.6%増)に増額した。通期予想は現在精査中で、26日の第2四半期決算で公表するとしている。
証券市場新聞