荒川化学工業は需要持ち直し高付加価値品伸びる

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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前3月期14%増収で着地

荒川化学工業(4968)の22年3月期の連結決算は、売上高805億1500万円(前の期比14.1%増)、営業利益33億400万円(同1.4%増)で着地した。
コロナ禍による需要減から持ち直し、ロジン系粘着・接着剤用樹脂や水素化石油樹脂が堅調に推移、機能性コーティング材料用光硬化型樹脂や電子材料用配合製品など「高付加価値品の拡販が進んだ」(宇根高司社長)ことで、2ケタ超の増収になった。ただ、ロジンや石化原料など原材料価格の大幅な上昇により、営業利益は強含み横ばいにとどまった。
23年3月期は売上高900億円(前期比11.8%増)、営業利益16億円(同51.6%減)と原燃料価格高騰の影響を織り込み厳しく見積もった。年間配当は48円を継続。

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