住江織物<3501>が3日ぶり反落。同社は15日の取引終了後、23年5月期の業績予想を発表、連結売上高で890億円(前期比8.9%増)、営業利益で17億円(同15.45倍)、純利益で5億円(同77.8%増)と大幅増益を見込んでいる。前期は自動車メーカーの減産などの影響に加えて販売子会社で貸倒引当金を計上したことで売上高817億1300万円(前の期比2.5%増)、営業利益1億1000万円(同89.5%減)、純利益2億8100万円(同31.3%減)と大幅な減益で着地したことが嫌気された。自動車・車両内装事業については昨年の最悪期からは脱ししており、大阪取引所での決算発表の席上、永田鉄平社長は、「自動車関連は付加価値商材などの開発などにより収益性を高めていく」としている。前提為替レート1ドル118円で円安効果も期待できよう。
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