東京電力ホールディングス<9501>が急伸。各メディアが「岸田首相はきょう開かれるGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討するよう指示する」と報じたことが買い手掛かりになった。原発の新増設やリプレース(建て替え)は想定しないとした従来の方針を転換し、将来の電力の安定供給を目指す。来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させるほか、最長60年とされる原発の運転期間延長に向けたルール見直しも検討するとしており、原発政策の推進明確化への期待から三菱重工業<7011>や日立製作所<6501>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>など関連銘柄に買いが広がった。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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